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かよこ、風便り

直島の暑い夏

 瀬戸内国際芸術祭も終盤を迎えています。四国の中では、どのくらいの人が行ったのでしょう? 結局、私は7月の末に直島で3日間滞在したのですが、その間に出会った人々は、都市部からの観光客がほとんどでした。ここはどこの国かと思うほど、外国人も多かった。なぜ? 島は、連日押せ押せの人混みで、暑い暑い3日間。でも、夢のような異空間体験でした。

 ここのところTVや雑誌で、芸術祭の紹介をよく目にします。美術館や建築物などは、何かと皆さんの目に触れる機会もあったことでしょうから、印象に残った島の小さな街角を、ここではご紹介しようと思います。

 やっぱり面白かったのは、本村地区。
 民家の軒を彩る数々の暖簾(のれん)は印象的でした。暖簾は普通の家の門や玄関に吊るされています。斬新なデザインの一点もので、絞りの入った、とてもしっかりした染めものでした。希望者が自費で購入して、出し入れしているそうです。半額はベネッセが負担してくれるそうですが、それでも高いだろうなぁ、これは。

  • 直島ののれん01
  • 直島ののれん02
  •  直島ののれん03
  • 直島ののれん04
  • 直島ののれん05
  • 直島ののれん06

 本村地区には面白い壁画もありました。きれいな色の毛糸を外壁に貼り付けて描いています。近所の人の話では、水色のお兄ちゃん2人は、一角分離れたところに描かれているのですが、お友達関係にあって、2人で語り合っているのだそうです。
 いしかわかずはるさんという人の作品で、芸術祭より前から、ひっそりとあったそうです。
直島 毛糸のイラスト

 サイン類もユニークでした。本村地区には表札の横に屋号を架けている家がたくさんあります。ご先祖様の呼び名が屋号になっていることが、しばしばという話でしたが、意味の分かるような分からないようなものもあって楽しかったです。
直島 屋号

 道しるべもしゃれています。道を聞いた地元のお爺さんがいて、とりあえず道しるべのところまで連れて行ってくれました。赤銅色に日焼けした皺の深い様子から、たぶん漁師さんだったろうと思うのですが、こういう道しるべが当たり前になっている直島の漁師さんというのは、この辺でよく見かける白いメリヤスのランニングに短パンじゃないんですね。青紫のぼかし染めのランニング。そんなおしゃれな漁師のお爺さんって、私、ここで初めて会いました。
直島 道しるべ

 お土産も楽しいです。アートっぽいものとしては、草間彌生グッズには、やられてしまいました。ベネッセの施設で売られている、Tシャツ各種もかなり素敵なものが多かったです。
直島 草間彌生グッズ

 普通のお土産も、直島限定でデザインがこうなります。
直島 おみやげ

 これまで食い気一筋のレポートを続けてきた私も、この島では、目を奪われているうちに、ご飯を食べ損ねることたびたび。夜遅くなって店が閉まってしまい、わびしくコンビニ弁当を食べた日もありました。(*島に1軒あるコンビニは22時に閉まります!)
 それでも、なんとか口にしたものの中で、一番胃の腑に沁みたのは、やはり海産物。「ニューおりんぴあ」の真面目に調理した魚介類、おいしかったです。

 ベネッセの施設でも何か食べてみたくて、ベネッセハウスのテラスレストランで一度ランチ(バイキング)を頂きました。飲み物別のデザート付きで2000円。とっても美味しかったです。イタリアンっぽかったかな。(メニューは11月からは変わるようです。)

 直島にはオシャレなカフェがたくさんあるので、洋食が続いても大丈夫なら、カフェめぐりも楽しいところです。但し、月曜は閉まっている店が多いので注意して下さい。
直島 食べ物

 島で会った観光客には案外リピーターも多く、島に来ると癒されるから、休みに来るのだと言っていました。島の人々は素朴で温かく、どこに行っても親切にしてもらった思い出ばかり。バス待ちをしていたら、しばらく来ないからと、自家用車を出してくれた人さえありました。「おもてなし」という使い古された言葉が、ここでは自然体で息づいているのでしょうか。

 今月の17日は、豊島で新しい美術館のオープンがあります。まだまだ人出は続くのでしょう。直島の皆さんには、体をこわさないように祈るばかりです。お年寄りも多かったし・・・。
 私は、また来年、暑いけどやっぱり夏に、今度はつつじ荘を予約して水着を持って、のんびりリゾートしに行きたいと思っています。

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