WHAT is MBT?
MBT シューズとは?
MBTは、他に類を見ないフィジオロジカルフットウェア(生理学的フットウェア)とて、
硬いアスファルトに対応すべく作られた、まったく新しいフットウェアです。
スイスのエンジニアによって開発され、
Masai(マサイ)Bearefoot(裸足の)Technology(技術)
と名付けられたMBTは、1996年に発表されました。
現在、このアイデアは世界的に認められ、多くの方々に愛用されています。
MBTの優れた機能の秘密は、世界特許を取得した特殊なソール構造にあります。
その心臓部となるのがカカト下にあるMBTセンサーです。
MBTセンサーが作用することで、アスファルトのような硬い路面の上を、
まるで柔らかで凸凹のある土の上を裸足で歩くような感覚=自然の不安定さを再現します。
この自然の不安定さが、美しい姿勢と健康的な生活を得るための筋肉の働きを
活性化するため、日常生活にMBTを履くことで、トレーニングの時間に変えてくれます。
2005 年に MBT シューズに出会い、トレーナー資格を取得し
累計販売足数は約 8,000 足(2021年4月)を超えました。
MBTシューズは市民権を獲得し、
生活の中に健康に良い靴として認知されています。
ヨーロッパ諸国においては、医療補助具として
椎間板ヘルニア治療にも使用されているようです。
日本においては、医療補助具の認定こそありませんが
医師や理学療法士から勧められ使用している方も少なくありません。
MBT日記
MBT DIARY
Environmental Domination
MBTシューズは環境支配の原理
Environmental
Domination
環境支配とは、正しい姿勢をしなくてはならない環境に置かれることで誰でも正しい姿勢を獲得できるということです。
例えば、宇宙飛行士が無重力の環境下で半年生活をして、地球に帰還していきなり重力のある環境に置かれると歩くどころか立つこともできません。
私たちは地球で生活するときに重力に逆らって筋肉を無意識に使っています。無重量の環境下では、重力に逆らって使う筋肉を使いたくても使えない状態になっています。これが環境支配です。
経験のある方も多いと思いますが、1か月の入院生活で脚力が大幅に低下してしまうのも環境支配です。
腰痛・ひざ痛・肩こり・首コリなどの原因の多くは、正しくない姿勢によるものと推測されています。したがって、正しい姿勢にすることで、腰痛などのトラブルを解消できる可能性が期待できます。
MBTシューズは、バランスボールのような靴底と砂浜や草原のような不安定性を持っています。これにより、体をしっかり支える大きな筋肉とバランスを保つための小さな姿勢筋がそれぞれの役割に従って絶妙に働きます。
MBTシューズを履くことで、重力のある地球の中心に対して正しい姿勢を無意識に維持しようとします。
MODEL
マサイ族の歩き方がお手本
歩き方が、知らないうちに前屈みになっている…ハッと気付く。そんな経験をしたことはないだろうか。まだ若く健康な人でもそうなのに、高齢者はなおさら。膝痛や腰痛などで腰が伸びず、前屈みになって歩きがちだ。
これは永年の習慣によるもの。靴を履いて歩行するうちに、つま先荷重で歩くようになり、加齢によりどんどん前屈してくる。
筋肉は使わないとどんどん衰え、廃用症候群までいかなくても、歩行が困難になってくる。老化は脚からといわれる所以だ。
そこで、歩くことが推進され健康日本21のテーマのひとつともなっているが、正しい姿勢で良い歩き方をすることこそが基本だ。
そんな中で、あえて靴底の構造を不安定にし、正しい歩き方を訓練することで、自然な筋肉のバランス調整機能をとり戻そうという考え方が出てきている。
スポーツ施設・学校体育器具メーカーのエバニューが取り扱うMBTを活用したエクササイズだ。
MBTシューズは、スイスで開発されたトレーニングギア。MasaiBarefoot Techonologyの頭文字で、草原を裸足歩行し、世界一の跳躍力を誇るということで知られるアフリカ・ケニアのマサイ族にちなんで名付けられた。
人間本来の歩行に近づけるため、多層足底の設計により、平らで硬く人工的な地表を不安定な表面に変化させ、人間が本来持っている歩行能力=素足での歩行技術を呼び起こす。
足を支えクッション機能を持つ従来のリハビリ靴と異なり、正しい姿勢をあえて強いることで、足底や普段使わない筋肉を使い、歩行姿勢をよりアクティブにするという。
EC諸国ではMBTは医学区分の商品区分1に認定されており、その効用は痛みにポジティブな影響を与えるが、病気そのものの治療を行うものではない。
日本でも既にスポーツやフィットネス分野で利用されている。今後、介護予防の筋力トレーニング分野理学療法のツールとしても、活用が広がりそうだ。
INPUT
良い姿勢も悪い姿勢も筋肉にインプットされている
MBTシューズを履いて立つと、誰でもまっすぐ立つ時のポジションつまりニュートラルポジションがわかります。
不自然な歩行と自然な歩行|ウォークが人間に与える影響
MBTシューズを履いて日常生活をすると、正しい歩行、姿勢、良い姿勢を理屈ではなく筋肉に覚えさせることができるのです。
極端に姿勢の悪い人の場合、今まで使っていなかった筋肉を使って正しい姿勢を維持しようとするので、筋肉に張りや軽い痛みが出る場合があります。
これは悪いもの(マイナス)ではありませんが、張りや痛みがややひどいと思うようであればMBTシューズの使用を一時お休みして、張りや痛みを取ってからMBTトレーニングを再開してください。
徐々にですが姿勢が改善され、一日中MBTシューズを履いていても何ともない良い姿勢の自分がそこに立っているはずです。
私達人間の筋肉は全て使うようにレイアウトされています。従って、使わない筋肉があると筋肉のバランスがくるってきます。
また、筋肉は筋連鎖により常に影響(関係)しあっています。
靴を履いた歩行
その結果、骨格の体重を支える機能が弱くなり、全身の筋肉が緊張。衝撃吸収能力が低下し、筋肉、骨格、関節に負担がかかっている。
正しい姿勢|MBTでの歩行
体重を骨格で支えるため、筋肉はリラックス。高い衝撃吸収能力が維持され、筋肉、骨格、関節が保護されている。
BAREFOOT
人間が歩き始めた時は裸足だった
人間が二足歩行を始めたのはいつ頃かは知りませんが、少なくともその頃は靴もなく、コンクリートやアスファルトのような固い平らな道路もなかったはずです。
人間は素足で軟らかいデコボコした草原や山、そして砂の上を全身でバランスを取りながら歩いたり走ったりしていたはずです。
一説によると腰痛や膝痛は現代の生活環境が大きく影響しているとも言われています。
OUR ONE OF A KIND PATENTED CURVED SOLE
MBTのソール構造は特許を取得しております
1. MBTセンサーテクノロジー
着地の際にカカトの沈み込み運動を促します。
すると、高い姿勢を保ったまま着地ができるようになり、着地証が機が緩和され、スムーズな重心移動が促されます。
2.ミッドソールとPIVOT AXIS|ピボットアクシス
MBTセンサーとセットで機能して、カカトの沈み込み感覚を促し、よりアクティブなローリング運動が可能になります。
3. 立体成型されたインソール
4. 多機能ラスティングボード
そして、しなやかな足の運動を促し、「活動的なローリング」をサポートします。
5. アウトソール
MBTシューズは、ウレタンのマサイセンサーにより不安定な構造になっています。一本歯の下駄や竹馬みたいなものと同じで、骨盤をしっかりと起こして身体全体でバランスを取って立姿勢を維持しなければなりません。従ってMBTシューズを履いて立っているだけでもエクササイズになります。
ウォーキング
足裏全体で地面を踏みならし、スムーズに歩くよう設計されたMBTシューズを履いてウォーキングをすると、体の中心に近い大きな筋肉が活性化されます。活発で疲れにくい、快適なトレーニングになり、足・脚・臀部・腹部の筋肉の弾力を生み出します。特にスネの前方の筋肉が強化され、つまずきにくい健康的なウォーキングができます。
スポーツ
多くのトップアスリート達から、MBTシューズをトレーニングと日常生活で使用し、よりよい成果が得られた、との報告が数多くよせられています。
MBTはバランス良く筋肉の発達を促し、敏捷性と体幹を安定的に保持する能力を高めます。
また、全身の筋肉を活性化させ、血行を促進し、柔軟性を向上させるので、ウォーミングアップ、クールダウンにも最適です。
日常生活
履いて立つだけで、全身の筋肉を活性化させることのできるMBTシューズ。無意識のうちに代謝量が増え、血行を促進し、健康と体力の維持効果が期待できます。
また、姿勢や歩き方を自然な状態に戻すので、脊椎や関節への負担を軽減し、気分を奥快にする効果があります。MBTシューズは足・ひざ・腰・背中に不安のある方、姿勢に問題を感じている方、足・脚のむくみなどが気になる方にもお使いいただけます。
特に、立ち仕事の方にはオススメです。
FUNCTION
MBTのトレーニング効果をもたらす機能
MBTシューズは筋肉を甘やかさない
全ての靴に該当するわけではありませんが、靴により姿勢に安定感をもたらすと脳はそれに依存してしまいます。
「靴は姿勢や健康に大切」と聞かれたことがありませんか?
私達は一歳のころから靴を履くようになります。靴を履く生活習慣が一般的だからです。それにより、無意識のうちに靴に助けられています。
地球上には、裸足で生活している人もたくさん存在します。靴の助けをかりなくても足の機能を十分発揮しています。
硬く平らな地面は、従来のシューズとともに私たちの体を人工的に無理矢理安定させます。その結果、一定数の筋群が運動中枢から無視され働かなくなります。これが、今日の近代化された社会で最も多発している健康上の問題、つまり腰・背部痛と関節痛の原因です。
この問題を解決するために、MBTシューズは従来の靴に反するアンチシューズとしてデザインされました。従来の靴と違い、舗装路面でも足部の自然なローリング運動を実現し、筋による姿勢維持システムを正しく機能させることができます。
その鍵は特許を取得したソール構造。シャンク、ピボットの付のPUミッドソール、マサイセンサーにより、湧水のあふれる苔地や砂浜を裸足で歩いているかのような柔らかな地面が再現されます。
MBTシューズは足下に自然の不安定さを生み出し、それに反応して、運動中枢から無視され働くことを忘れていた筋群が活性化。このことが、全身に優れたトレーニング効果をもたらすのです。
やわらかな自然の地面を歩くとき
1.踵からの接地及び荷重
接地した踵は、地面に沈み込みます。すると身体は安定させようと反応します。
2~3.前方へのローリング
踵の沈み込みに伴って中足部の下に、小山状のバランスエリアが出来ます。するとそれを支点にして、足の踏みつけ部に向かう正しいローリングが始まります。
4.自然なトーオフ
蹴ってはいけません。
舗装道路をMBTで歩くとき
MBT TRAINER
MBTトレーナーのじまからのアドバイス
あなたはMBTシューズに何を求めていますか?
とMBTシューズのパンフレットには書かれていますが、それって何の効果? 一人一人MBTシューズトレーニングの目的は異なります。
私は、MBTシューズトレーナー研修を受講し、2005年に店頭販売を開始しました。それ以来、筋肉のこと、骨のこと、免疫のことなどいろいろと勉強させていただきました。MBTシューズの取り扱いを始めると、どうしても知っておくべき(正しく理解する)必須項目となってきます。
腰や膝などの疾患でMBTシューズを履いてみたいとご来店される方は、ご自身の腰や膝の状態を説明して下さいます。その時、医療用語がたくさん使われます。この用語が何を意味するかわからないと、話がトンチンカンになってしまうので、新しく聞くたびにそれについて調べる必要がでてきます。
ドイツなどではMBTシューズを医療補助具として医療処方していますが、日本では医療補助具認定されていませんので、トレーニングシューズとして流通しています。
MBTシューズを試し履きなさる時にお話を伺います
MBTシューズを使う目的がはっきりすると、それに合ったアドバイスをすることができます。
MBTシューズは少々ポイントからずれた履き方をしても害になることはまずありませんが(足首が内側に折れることは要注意)、目的に応じてその効果を効率よくするためのポイントがわかると、MBTシューズは驚くほど働いてくれます。
パルフィールドにはMBTシューズのノウハウがいっぱい
当店でMBTシューズをご案内させていただいた数は、8,000足を超えました(2021年4月)。この数と同じだけのMBTストーリーとノウハウが当店にはあります。
時にうるさく、しつこく、同じ事を何度も言います。これはつい力が入ってしまった時です(^_^;
MBTシューズはすばらしいシューズです。だからこそ、使いこなして欲しいという気持ちが強くなってしまいます・・・うるさくてごめんなさいm(__)m
メタボ対策にはうってつけのMBTシューズ
ダイエットの基本は適切な運動によるカロリーのコントロールです。要はカロリーの足し算と引き算です。
MBTシューズを使って効率よく引き算をしても、それ以上の足し算をしたら体重は減少しません。
MBTシューズは全身の筋肉を効率よく動かして脂肪の燃焼効果を上げて基礎代謝の良い体作りのお手伝いをします。
まず立つことから始めるケースもあります
MBTシューズを購入したら歩かなければならないと思っている方がたくさんいらっしゃいます。
もちろん、ウォーキングなどで毎日40分~60分歩いている方がMBTシューズに履き替えたら効率はすぐアップしますが、ポイントを押さえるともっと効率アップすることも可能です。
しかし、膝や腰などのトラブルをお持ちの方で、ウォーキングが負担になってしまう方には別のアドバイスをします。 これもパルフィールドならではのノウハウです。
1足目のMBTシューズは
トレーナーからすすめられるタイプを!!
2010年秋より69アイテムになったMBTシューズは、ある程度デザインも選べるようになりましたが、使用目的によっては、ご本人が希望なさるデザインと異なるタイプをトレーナーがすすめる場合があります。
その理由をよく理解なさって決めて下さい。できれば、1足目のMBTシューズはトレーナーのすすめるタイプでお選び下さい。
MBTシューズは万能ではありません
モノサシは現代医学
腰痛や膝のトラブル、肩こりや冷え症など、いろいろな目的で多くの方がご来店になります。
MBTシューズを履いて以降にそれらのトラブルが改善された方(たまたまかもしれません)はたくさんいらっしゃいます。中には改善されない方もいらっしゃいます。
トラブルを抱えている方は、改善されてもされなくても、必ず医療機関で定期的に診察を受け、ご自身の状態を現代医学の目でチェックして下さい。
腰痛と思っていた痛みの原因が他にあることもままあることですから。
また、良くなっているとしたら、以前よりどのくらい良くなっているか、医師に確認して頂きましょう。
MBT REPAIR
ソールの補修について
当店では「MBTシューズその後どうですか?チェック」をしています。
ほとんどの場合、靴底(アウトソール)の補修時に状態を判断しアドバイスをしています(もちろんアドバイス不要のMBT族もたくさんいます)。
登山靴のようにソール全体を交換する修理対応ではありません。
MBTシューズは、外側のアウトソール(ゴム)と、かかと部のマサイセンサー(ウレタン)、そして、ミッドソール(ウレタン)の3層構造になっています。
日本人は比較的O脚傾向のひとが多いため、靴のアウトソールは、かかとの外側から摩耗します。MBTシューズも例外ではありません。
アウトソールが薄くなると、マサイセンサーへのダメージが強くなります。放っておくと、マサイセンサーまですり減ってしまい、MBTシューズの機能が大きく低下する恐れがあります。
そこで、ソールメンテナンスをしながら履いていただくことをお勧めします。
- 1靴を洗います
ソールを水洗いし、風通しの良い場所で陰干しします。
- 2アウトソールを少し削ります
ヤスリを使い、すり減ったアウトソール部分の表面を軽く削ります。
ヤスリで表面に凸凹を作ることでゴムが付着しやすくなります。
表面をホワイトガソリンで拭き汚れを取ります。
- 3側面に養生テープを貼ります
リキソールがはみ出さないように、靴の側面にテープを貼ります。
- 4リキソールを使い土手を作ります
リキソールを使い土手を作ります。
- 548時間乾燥させます
約48時間乾燥。完全に乾くまで待ちます。
- 6シューグーとリキソールを混合します
シューグーとリキソールを1対2ぐらいの割合で混ぜます。
これにより、アウトソール部との付着性を強くさせることができ、耐久性も向上します。
- 7補修材を塗り24時間乾燥させます
シューグーとリキソールを混ぜたものをソールに塗ります。
24時間乾燥させ終了です。
これでまた、しばらく大丈夫。履いて歩いて下さい。