SUPERfeet TRIMFIT Series
スーパーフィート トリムフィットシリーズ
スーパーフィートインソールシリーズには、トリムフィットシリーズ(既製品モデル)とカスタムインソールシリーズ(使用者の足に合わせて、専用のインソールを作る)の二種類があります。
比較的購入しやすいトリムフィットシリーズについてご案内します。
トリムフィットシリーズは、開発当時、約150万人もの膨大な足のデータを元に開発されました。基本となるのは、踵の大きさとアーチの高さです。
この2点を確認し、ご購入いただきます。初めての方は、必ず店頭にて説明を受けてください。
サイズ確認から靴へのフィッティングまで当店にてさせていただきます。
- 踵の大きさ
踵の大きさは、JからHまでの9段階の設定となっています。インソールのタイプに応じて踵のサイズの展開は、異なります。
- アーチの高さ
アーチの高さは、タイプにより変わりますが、日本人は比較的アーチが低い場合が多いです。(偏平足ではなく、欧米人に比べてアーチが低いということです。)従って、日本人の足にはブラックタイプもしくはカーボンタイプのアーチが適応する場合が多いです。
ただし、ワイドグリーンはアーチの高さ表示が高となっていますが、ワイドになっている分アーチは低くなり、ほぼブラックタイプと同等のアーチの高さになっています。
グリーン
A~H「高」
7,370円(税込)
ワイドグリーン
C~F「高」
シリオ登山靴もしくは、4Eの幅広タイプの靴に使用7,370円(税込)
ブルー
J~G「中」
アーチの高さグリーンとブラックの中間7,370円(税込)
ブラック
B~G「低」
ほとんどのインソールタイプの靴に適合する。多くの日本人の足に適合している。7,370円(税込)
カーボン
B~G「低」
カーボン素材配合によりブラックより硬質 ブラックなどの樹脂製スタビライザーより踵のホールド力が強い。また、樹脂製に比べてスタビライザーの耐久性が高い。
8,580円(税込)
踵の大きさ及びアーチの高さの適合を実際にインソールの上に載っていただき、簡単な負荷テストを行い、適合するインソールをご提案しています。
- 簡単な「負荷テスト」
- 足を肩幅ぐらいに開き、インソールの上に乗ります。
- 両腕を前方に肘を伸ばした状態で立ちます。
この時腕の高さは、肩より少し高い位置で構えます。 - この状態で、手首のあたりに負荷(錘が乗った状態を作る)をかけます。
負荷をかけた状態で、体のバランスが維持できるか - 日本人の足骨格に合わせて
日本人の足骨格は、ほとんどブラックタイプが適合します。
しかし、フロント部分(靴の前部、足の甲のあたり)がブラックタイプをセットした時に圧迫される場合は、ブラックタイプより薄いカーボンタイプをセッティングします。
- ワイドグリーンタイプ
ワイドグリーンタイプは、シリオ登山靴専用にセッティングしています。シリオ登山靴の場合、靴のつま先部分が広くゆったりと設計されているため、ブラックタイプでは親指の部分がカバーできないためです。
シリオ登山靴
シリオインソール
シリオインソールに合わせてカット
足に合った(適合した)インソールが決まったら微調整を行います。
- 1スタビライザーの長さを微調整します
踵のサイズやアーチの高さが合っていても、母指球がスタビライザーの端に乗ってしまう場合があります。このような場合、母指球の第一MP関節の稼働にズレが生じて歩行時に足が前方に動いてしまいます。
これを防止するためにスタビライザーの一部をカットします。
カット前
カット後
- 2セットする靴にフィッティングします
スーパーフィートインソールは、挿入する靴にジャストフィットさせるのではなく、少し靴の中でスライドするようにフィッティングします。取り扱い説明書では、「靴の中で2mm~4mm前後に動く」となっています。
当店では、1mm~2mmでインソールをカットして、カット面の端をグラインダーにてテーパー状に加工(削る)してフィッティングをします。
特に、ワイドグリーンをシリオ登山靴にフィッティングする場合は、インソールのベース部分がブラックタイプの2倍の厚みがあるため、カット面のテーパー加工は必須です。
テーパー加工前処理
テーパー加工
グラインダーテーパー加工後
シリオ登山靴にセット
このひと手間がスーパーフィート トリムタイプインソールの機能を最大限に引き出しています。