脚力と足
私たちの生活する環境は、重力に支配されている。と説明しました。
日常生活においてもすべて重力に逆らって(時には重力に従って)生活(行動)しています。
基本的にスポーツをする環境においても何ら変わりありません。むしろ、日常生活よりもより重力に逆らって行動しているのがスポーツかもしれません。
人より高く飛ぶ、人より遠くへ飛ぶ、人より強く蹴る、人より重いものを持ち上げる、人より遠くへ物を投げる、などキリがありません。
スポーツはどれだけ重力に逆らえるかを競っています。
★脚力を伝えるのは足、★腕力を伝えるのは手
足は、脚力を地面に伝達するために重要な役割をはたしています。
自動車で言えば、「エンジンが脚力」「ミッションが足」にあたります。どんなにエンジンが好調に動いていてもミッションの調子が悪ければ(機能しなければ)自動車は、動きません。
足は、足の骨格の組み合わせにより衝撃を吸収したり脚力を地面にロスなく伝えたりします。
ところが、アメリカの足病医による足の調査(約200万人)によると約97%の人は、足の骨格にズレが生じており、足の持っている機能を十分に発揮できていないと報告されているようです。
これでは、せっかく鍛えた脚力も「もったいない。」と言えるでしょう。
また、骨格のズレが大きくなることで、いろいろなトラブルも発生しています。
足のトラブル
以下にあげるものが代表的な足のトラブルです。
- 足底筋膜炎
- 中足骨痛症
- ハンマートウ
- 外反母趾
- モートン病
- 腸脛靭帯症候群
- 膝蓋大腿骨ストレス症候群
- シンスプリント
- アキレス腱炎
別表
過剰負荷を受け止める
スポーツ時の足に対する過剰負荷を受け止めるスパーフィートインソール
マラソンを始め、多くのスポーツシューズにお薦めなのがスーパーフィートのプレミアムインソールです。
ほとんどの人は、左右の足が同じではありません。むしろ大きく違います。
スーパーフィートのトリムモデルは、左右のインソールソールの形状がまったく同じ(左右対称)です。
例えば「右は、しっくりくるけれど左に違和感がある」などと言われる場合があります。
人間は、その違和感を無意識のうちに修正しようとします。それにより自分で都合の良いバランスを作ってしまうようです。
もちろん、データベースのトリムタイプでも十分な効果は期待できますが、残念ながらニュートラルから多少ずれている場合が多いようです。
カスタムブラックタイプは、データベースで作られたインソールをもとに、加熱して使用する人の足(足の骨格のニュートラルポジション)にフィッティングすることができます。
このときニュートラルポジションは無加重状態で導きだします(この加熱無加重成型の方法は国際特許を取得済みです)。
カスタムブラックタイプで、右は右、左は左として使用する人の足に合わせた世界でひとつの自分だけのインソールを手に入れることができます。
製作時間は約40分
カスタムインソールを作るときによく「何日かかりますか?」と聞かれます。
多くの人のイメージは、足型をとってそれから・・・。と思っていますが、スーパーフィートカスタムインソールは、足の骨格からダイレクトにインソールを成型します。
▼このような特殊な椅子に座ってリラックスしているだけで完成!
したがって、本人と靴があれば40分程度で完成します。
使用上の注意
スポーツ使用時
スーパーフィートカスタムインソールは、比較的矯正力の強いインソールの部類になると思われます。そのため、足の関節可動域が広くなる可能性があります。
すると一時的に違和感や軽い痛みなどを伴う場合があります。
マラソンなどの場合は、軽いジョギングぐらいから慣らしてください。
テニスやバスケット・野球などもグランドやコートの周りを軽く走って慣らしてください
(慣らしをしなくても違和感や痛みがでない場合もあります)。